皆さん、こんにちは。
今回の記事は、キーパーの4種類のガラスコーティングについてどれを選べばよいか?という事について解説していきたいと思います。
まず、結論です。
どれでも好きなものを選択できるのであればEXキーパー、それも全部乗せのフルスペック・EXキーパープレミアムが最強です。
ただ、使用状況であったり予算にもよって変わってくると思いますので、その辺りをお話ししていきたいと思います。
最近は様々なクルマの納期がものすごく長い…
という状況が続いていると思います。
今回の記事を読んで、どのキーパーにしようかなと考えている方々にとって参考になれば嬉しいです。
また、普段から様々なクルマのコーティングを手掛けておりますので、洗車、コーティングに関するお悩み・質問などありましたらお気軽にコメントしてください。
【各種コーティングについて】
キーパーのガラスコーティングには、
・クリスタルキーパー
・ダイヤモンドキーパー
・Wダイヤモンドキーパー
・EXキーパー
という4種類のガラスコーティングがあります。
これは基本的にボディの塗装されている部分のみへの施工となり、窓ガラスやホイールなどには別途、オプションメニューを追加していく事になります。
また、ダイヤモンドキーパー以上にはそれぞれ【プレミアム仕様】というメニューがあり、【窓ガラス全面】【アルミホイール4本】【サイドバイザー】【ドアサッシ・モール】【ヘッドライト】【テールレンズ】【ドア内側のステップ部分】【ボンネットの裏側】【トランクの裏側】【給油口の裏側】【エンジンルームの中】なども全てコーティングするフルスペック仕様となります。
【クリスタルキーパー】
まずはクリスタルキーパーから解説していきます。
キーパーのガラスコーティング入門編であるクリスタルキーパー。
コスパNO.1の商品として10年以上前から愛されているキーパーの人気商品です。
コーティングの耐久期間は1年となっています。
ちなみにキーパーの商品では基本的に保証という言葉を使用しません。
多くのコーティングは【5年保証】と謳っている事が多いですが、これは塗装が著しく劣化しない事を保証する。という事が多いようです。現在、ディーラーコーティングなどをされている方は確認してみるのも良いかもしれません。
話を戻してキーパーの【耐久】という表現ですが、1年耐久なら1年経ったらコーティングがなくなる。。。という事ではなく、1年経過しても綺麗な状態を保っている!という考え方になります。例えば、クリスタルキーパーを1年に1度掛け続けるのであれば施工したてのキレイな状態がいつまでも続く…という考え方です。
もちろん、走行すれば汚れは大なり小なり付きますし、時には通常の洗車で落ちない汚れが付着する事もありますが、施工店に相談すると、洗車は有償ですが簡単に解決するケースがほとんどです。
そんな1年耐久のクリスタルキーパー。
ガラス被膜とレジン被膜と呼ばれる層を合わせた2層構造となっているコーティングとなっていて、クリスタルキーパーの時点で一般的なガラスコーティングの25倍の厚みを有しています。
塗装を引き立ててくっきりと表現するツヤで雨が降ると汚れが落ちる独特の防汚性能となっていて、ガラスコーティングらしいしっかりとした撥水仕上げとなります。
施工時間は約2時間で、料金はサイズで異なりますが、Nワゴン・ムーヴなどのSSサイズで16600円、N BOX・アクアなどのSサイズが18600円、レクサスIS・プリウスなどのMサイズが20800円、レクサスLC・UX・ヴェゼルなどのLサイズが22800円、ハリアー・レクサスNX・RXなどのLLサイズが27000円、レクサスLX・ランドクルーザー・キャデラックエスカレードなどのXLサイズが31300円となっています。なんでこのサイズ?という声もたまに聞きますが、車検証上のデータを基に計算して算出しています。
費用的にもまずはお試しでコーティングして体感して見るのも良いかと思います。
【ダイヤモンドキーパー】
続いて、クリスタルキーパーの上位版、ダイヤモンドキーパー、こちらはクリスタルキーパーと同じ2層構造のコーティングなのですが、1層目のガラス被膜に差があります。ガラス被膜は水分と反応して被膜硬化する性質があるのですが、クリスタルキーパーはボディが濡れた状態で施工をして水と強制的に硬化させ皮膜をつくり出します。一方、ダイヤモンドキーパーは乾いた状態に施工し空気中の水分と硬化させる為、より厚みのある被膜を形成する事ができます。
クリスタルキーパーの約2倍の厚みと言われています。
耐久性はノーメンテで3年耐久、1年に1度のメンテナンスをすることで5年耐久となります。
塗装の色をより濃く透明なツヤで雨が降ると汚れが落ちる独特の防汚性能となっていて、クリスタルキーパーよりさらに強い撥水仕上げとなります。
施工時間は4〜8時間、これは塗装の状態により必要に応じて軽研磨と呼ばれるポリッシャーを使用した下地処理を行うのと、被膜硬化時間が設けられているためです。ダイヤモンドキーパーシリーズは軽研磨が料金に含まれているのも商品の特徴の一つです。
こちらはSSサイズ47500円、Sサイズ52500円、Mサイズ57500円、Lサイズ61300円、LLサイズ67500円、XLサイズ86400円となります。
さらにプレミアム仕様はSSサイズ71000円、Sサイズ79000円、Mサイズ86000円、Lサイズ92000円、LLサイズ101000円、XLサイズ130000円となります。
また、メンテナンスにはAメンテナンスとBメンテナンスの2種類があり、AメンテンスはSSサイズ7400円Sサイズ7800円、Mサイズ8300円、Lサイズ8800円、LLサイズ9900円、XLサイズ12300円、施工時間は約1時間半となります。
BメンテナンスはSSサイズ14900円、Sサイズ15700円、Mサイズ16600円、Lサイズ17600円、LLサイズ19700円、XLサイズ24900円、施工時間は約2時間となります。
AとBの違いですが、ガラス被膜を保護しているレジン被膜を一度剥がして再度新たなレジン被膜を施工するのがAメンテナンス。
レジン被膜を剥がした後、ガラス被膜
を補強した上で新たなレジン被膜を施工するのがBメンテナンス。
コスパは悪化しますが、年々ガラス被膜の密度が上がり、よりキレイになるのもBメンテナンスの凄い所だったりします。
【Wダイヤモンドキーパー】
続いてさらに上位版のWダイヤモンドキーパー。
2層のガラス被膜とレジン被膜の3層構造となっているコーティングになります。
ガラス被膜自体は単純に2倍の厚みとはならないそうですが、ガラスの密度がより上がる事でダイヤモンドキーパー以上の仕上がりとなります。ダイヤモンドキーパー以上の厚みを明らかに感じる透明なツヤと圧倒的に汚れなくなるコーティングとなります。ダイヤモンドキーパーでは物足りない、もっとキレイを求める方にお勧めできるコーティングになります。
施工時間は6〜1日、こちらもダイヤモンドキーパー同様、軽研磨が料金に含まれています。
こちらはSSサイズ68800円、Sサイズ76100円、Mサイズ83400円、Lサイズ88800円、LLサイズ98000円、XLサイズ125100円となります。
さらにプレミアム仕様はSSサイズ103200円、Sサイズ1157000円、Mサイズ1283000円、Lサイズ1345000円、LLサイズ1503000円、XLサイズ190700円となります。
耐久性は同じくノーメンテで3年耐久、1年に1度のメンテナンスをすることで5年耐久となります。
メンテナンスの内容、料金はダイヤモンドキーパーと同じになりますので説明は割愛します。
【EXキーパー】
そして最も上位に位置づけられているのがEXキーパー。
基本的には新車用のコーティングと位置付けていますが、年数の経過した車でも施工が可能です。
ただ、EXキーパーには研磨自体がメニューに含まれていないので、状態を見て追加の料金が掛かります。
EXキーパーは2層構造なのですが、先ほどまで解説したコーティングとは使用するケミカル剤が異なります。
1層目にはプライマリーガラスというダイヤモンドキーパーに匹敵するガラス皮膜をベースに施工します。
その上にVP326というレジンとは全く異なる視点から開発されたケミカル剤を2層目に施工します。
ガラス成分ではあるものの、レジン皮膜とは異なるアプローチからガラス被膜の弱点とされてきた水シミの固着を防ぐ事に成功した被膜となります。
このVP326の成分調整などは共同開発のソナックス社とキーパー技研の中でも極々一部の方にしか知らされていないトップシークレット中のトップシークレット。他のガラスコーティングの追随を全く許さないとんでもないケミカル剤です。
艶の特徴としては異次元のツヤを造り出し新車に施工しても明確に新車より美しくなる、晴れが続くとうっすらホコリが覆う程度で洗車の機会がないほどに汚れない、圧倒的な水はじき、というコーティングになります。
耐久性はノーメンテで3年耐久、2年に1度のメンテナンスをすることで6年耐久となります。
こちらはSSサイズ108100円、Sサイズ117900円、Mサイズ128500円、Lサイズ143000円、LLサイズ15260000円、XLサイズ1663000円となります。
さらにプレミアム仕様はSSサイズ1621000円、Sサイズ180600円、Mサイズ196800円、Lサイズ214500円、LLサイズ223800円、XLサイズ254900円となります。
EXキーパーのメンテンスは通常のメンテナンスとプレミアム仕様のメンテナンスに分かれており、通常のメンテナンスはSSサイズ16600円Sサイズ18600円、Mサイズ20800円、Lサイズ22800円、LLサイズ27000円、XLサイズ31300円、
プレミアム仕様のメンテナンスはSSサイズ24900円、Sサイズ27900円、Mサイズ31200円、Lサイズ34200円、LLサイズ40500円、XLサイズ47000円となります。
EXキーパープレミアムのメンテナンスは高額に感じるかと思いますがこれには理由があります。
ダイヤモンドキーパーシリーズのプレミアムと異なり、プレミアムで施工する【窓ガラス全面】【アルミホイール4本】【サイドバイザー】【ドアサッシ・モール】【ヘッドライト】【テールレンズ】【ドア内側のステップ部分】【ボンネットの裏側】【トランクの裏側】【給油口の裏側】【エンジンルームの中】全てを施工していきます。
これ実はものすごくコスパが良いんです。
一番高額なEXキーパープレミアムだけが受けられる恩恵ですね。
EXキーパーのメンテナンスは、VP326の上に付着した汚れを専用のクリーナーでしっかりと落とした上に、EXメンテナンスと呼ばれるケミカル剤を重ねていきます。驚く事にこれを施工することでVP326がさらに上のレベルになります。
ただでさえ他の追随を許さないEXキーパーの艶がさらにツヤツヤになるんです。
さらに!
2年ではなく1年に1度メンテナンスを施工するとさらに上の艶になります。ツヤツヤの上。。。ヌルテカとでも表現すればよろしいでしょうか。
ここまでくるとちょっと意味が分からない領域になってきます。
ちなみに、私は自ら体感しないと気が済まない性質なので、妻が乗っている新車のNBOXの納車時にEXキーパーを施工して、1ヶ月後にEXメンテナンスを施工してみましたが、確かにヌルテカになりました。
誰よりもキレイにしたいと思う方にはそんな贅沢な事をしても良いのではないでしょうか。
多分ここまでする方は相当の変態だと思います。
ぜひ体感された方からのレビューをコメントにてお待ちしております。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後も洗車・コーティング関連のブログ配信も頑張りますので、コメントで応援していただけるともの凄く励みになります!
また、洗車やコーティングに関するお悩み、相談、質問などありましたら、お気軽にコメントください。
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